第7章 7
「なあ、聞いたか?」
「あぁ、あの噂本当なのか?」
「信じられねぇよ、
ノアさんが結婚するなんて」
「は?」
通り過ぎていく兵士をハンジは口がポカンと開いたまま見送っていた
「…アホ面」
「や、え?は?
リヴァイ、もうそこまでいってたの!?」
突然おろおろと意味不明な動きをしだすハンジにリヴァイはため息をついた
「俺じゃねぇよ」
「そっかぁ、リヴァイじゃないのか!驚いたよ…、て、え!?」
突然おろおろしたかと思えば納得して、今度はまた驚愕して
忙しいやつだ
モブリットの日頃の苦労がわかる
そう思うリヴァイだった