第7章 7
「さあて!今日も一日頑張ろう!」
この3日間研究に没頭し、一度も外に出なかったハンジは青空の下体を動かすことが嬉しいのか準備体操をして張り切っていた
「うるせぇな、メガネ」
「おや、リヴァイじゃないか!
あの夜はどうだった?なにか進展あった?」
10センチ近くある身長差にハンジがかがみながらニマニマとうざったい笑顔でリヴァイの顔を覗き込む
「うぜぇ、近づくな奇行種」
「うーん!
それは嬉しい言葉だよ!」
頬を押されながらもニマニマとした顔は変わらない
それどころか、更に近寄ってくるハンジにリヴァイは顰め面をするばかり
「その顔はなにかあったって顔だな?なにがあったんだ?」
しつこく聞いてくるハンジに最初に反応したのが間違いだったと後悔が押し寄せる
どうにかリヴァイから聞き出そうとするハンジ
そんなハンジの近くで談笑している兵士の言葉がハンジをとてつもなく驚かせることとなった