第5章 5
エルヴィンから解放されて訓練所に来たリヴァイ
だがそこでもとてつもなく面倒くさい奴に捕まっていた
「いやぁ、リヴァイ!次こそ巨人の生け捕りに協力してくれよ!」
「…だまれ、クソメガネ」
口を開けば巨人、人の顔を見れば巨人、どんなときでも巨人
こいつの頭の中では巨人が恋人だというのか
「次回は独自の班を持つんだってね…、どうだい?」
「なにがだ」
「やっぱりノアの隊に入りたい?」
ニマニマとうざったい顔で茶化すハンジにかなり頭にきてるリヴァイだがここで暴れると色々と大変なことになる
「どうだろうな、俺が近くにいないほうがいいんじゃねぇか」
「…え?リヴァイ?」
「………」
「ちょ、」
驚きを隠せないハンジはリヴァイを拘束して今の言葉の意味を聞き出そうとした
だが、それよりも早くリヴァイがアンカーを射出し、立体機動で林の中に入っていった
「……なにを考えているんだ」
一人残されたハンジからは本心からの言葉が漏れていた