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【進撃の巨人】後悔しないため

第4章 4





エルヴィンに長距離索敵陣形の基礎を叩き込まれ、ずっとソファに座っていたリヴァイは終わってから訓練ばかりをしていた

気がつけばとっくに日は落ちていて

流れる汗を洗うために浴場へと向かう

そこには、まだ兵士がちらほらといて緩やかな時間を過ごしていた


「なあ、今日分隊長見たか?」

「あー、そういや見てねえな」

「あの人がいると訓練もやる気でるんだけどな」

「お前隊違うだろ」

「そうなんだよ、ていうかあの人めっちゃエロくね?」

「あー、身長の割にはスタイルいいよな」

「そうそう、顔も美人だし、どんな声で啼くんだろ」

「うわ、お前そんなこと考えてんの?」

「普段指揮とってる人が自分の前では弱かったりしたらめっちゃそそるんだけど」

「やめろよな、てかお前にノアさんを落とすとか無理だから」

「酒飲ましたらどうだ?」

「酒強いって聞くぞ?」

「うわまじかー、弱みねぇじゃん」

「諦めろ」


若い兵士二人がノアについて喋っていたのをリヴァイは無意識のうちに耳をすませていた

シャワーを済ませ、浴場から出れば廊下が涼しい

先ほどの二人の会話が頭に残る

ノアのことをいいと思っているやつや惚れているやつは沢山いる

実際今日の訓練は皆力が入っていなかったように思える

リヴァイは初めてノアを見たときのことを思い出した



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