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【進撃の巨人】後悔しないため
第13章 13
それから、すこしだけ堤防で月を見ながら時間を過ごし
兵舎へと帰るために馬車に乗った
なぜ私がここにいるのがわかったのか
何度聞いても、さあな、と言われるだけで
少しばかり疑問が残った
「待っていると言っていたのにな」
「……てめぇが帰ってこねえからだろうが」
「ははっ、悪かったよ」
リヴァイは私の過去を知ったのだろう
忘れられない相手、と言ってもわかっている素振りだったからな
それでも、変わらない態度にひどく安心した
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