• テキストサイズ

【進撃の巨人】後悔しないため

第13章 13





それから、すこしだけ堤防で月を見ながら時間を過ごし

兵舎へと帰るために馬車に乗った


なぜ私がここにいるのがわかったのか

何度聞いても、さあな、と言われるだけで

少しばかり疑問が残った


「待っていると言っていたのにな」


「……てめぇが帰ってこねえからだろうが」


「ははっ、悪かったよ」


リヴァイは私の過去を知ったのだろう


忘れられない相手、と言ってもわかっている素振りだったからな


それでも、変わらない態度にひどく安心した


/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp