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【進撃の巨人】後悔しないため

第13章 13





それでも、やはり仲間の死際をひとつひとつ思い出すことができるのはとてつもなく辛い



「……カイル」


誰の死よりも鮮明に覚えている

だって、自分のミスで殺してしまったようなものだから

忘れられたら、楽なのに


「…ごめん、なさい……」


いつになったら、あなたのもとへ行けるのだろう

私のせいで死んでいった人たちに直接謝りたい


ごめんなさい

死なせてしまって



私の力不足で守ることができなかった


「死ねたらいっそ、楽なのに……」



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