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【進撃の巨人】後悔しないため

第13章 13





あれからどれだけの時間がたっただろう


気がつけば外はもう暗くなり始めていて


「……帰らなきゃ」


わかってはいるけど動かない



あのあとすぐに足を運んだのは街はずれの堤防

まわりには、草、木、川


人の生活感は一切ない

普段なら来ないような場所



心配かけているだろうか

探してくれているのだろうか


ずっとここにいたって迷惑をかけるだけ

わかっている


それでも、ここから動きたくない


沈んでいく太陽を眺めながら、考えるのをやめた


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