第11章 11
1日で帰ってくる壁外遠征
ルート確保のためエルヴィンが目処をつけたところまで行き、無事に帰ってくる
そんな内容だった
「リヴァイ、何か嫌な予感はしないか」
馬を走らせ前を向いたままのエルヴィン
いつものように表情はないが少し難しそうな顔をしている気がする
「…さあな」
胸のあたりにモヤのようなものがあるが気のせいだろう
そのあと陣形には何事もなく、無事に帰還することができ
やはり、嫌な予感というものは気のせいにすぎなかった
すくなからず犠牲はでたが、それほど大きな損害にはならず
兵舎に戻った