第2章 2
ハンジの長くなる話から早々に逃げ出し訓練所へと向かう
散々と照りつける太陽が暑い
外にはフラゴンとモブリットが林の方を見て立っている
「珍しい組み合わせだな」
二人の後ろから声をかけたノア
「あぁ、ノアか
さっきまでハンジがいたからな」
「あぁ知っている、今ハンジから逃げてきたところだよ」
「…なるほどなぁ」
「モブリットは行かなくていいのか?」
「エルヴィン分隊長のところへ行くとおっしゃっていたので」
「行きづらいか?」
「まぁ、はい」
ハンジのお守りをしているモブリットだが流石にエルヴィンのところまでは付いていかないようで、苦笑いを返された
「それよりお前はなんでここに来た?」
「リヴァイたちの様子を見に、だな」
「そうか…」