第5章 初めての合宿
楽しい?合宿が2日すぎ、皆がそろそろヘトヘトになっている頃だった。
3日目は朝から大雨で強風だった。おまけに停電まで起こすし…
そんな中蒸し暑い体育館での練習も終わり、銭湯で身体を休めて部屋に帰ってきていたんだけど…
_ピカッ
雷が部屋に鳴り響く。実は私、雷が大の苦手。
いつもは必ず母がいるけど、今日は流石に…
_ピカッ
雷がまた光り、音がうるさいぐらいに鳴り響く。
怖いよ…
私は真ちゃんの携帯を取り出して、涼太の電話番号を打ち電話をする。
私が電話すると3秒も待たないうちに応答した。
ホントに彼は犬かもしれないな…
「遥っち何かあったんすか⁈」
涼太が焦りながら聞いてくる。
私達の会話を遮るかのように雷がまた鳴る。
「ひゃっ…」
私は悲鳴を少しあげてしまった。
「すぐ、部屋に向かうから!」
そこで涼太との会話が終了した。
5分程すると部屋のインターホンが鳴らされ、私はドアを開けた。
スウェット姿の涼太が部屋に入ってきた。
「遥っち!何があったんスか?」
半泣きの私を慰めるように頭を撫でる。
「実は…」
_ピカッ…ゴロゴロゴロ
雷がいきなり鳴り始めて私は涼太に抱きつく。
「まさか遥っち、雷が怖いの?」
私はこくこくと頷いた。