• テキストサイズ

この灯火が消えるまで。【黒子のバスケ】

第5章 初めての合宿


「この部屋は気に入ったけど、貴方が仕組んだ事に関しては関心しないな。」
私は初めて征君を貴方と呼んだ。私が怒る時必ず貴方と呼ぶ。最近、気がついたことなんだけどね。
「怒ってるのかい?遥」
「まぁ、ね?でもおかげで少し辛い思いをしなくて済んだ。そこだけはありがとうとでも言っておくよ。」
うっかり『少し辛い思いをしなくて済んだ』と言ってしまった。怒ると、口がよく滑る。なにやってんだ、私。
「『少し辛い思いをしなくて済んだ。』その言葉は僕が君を手に入れるのに必要なキーワードなんだね。」
僕?一人称が変わってる。っていう事は…私は彼の眼を見た。片方がオレンジ色に変っている。私は真太郎からの忠告を思い出した。油断禁物。
「そんなに身構えなくてもいい。今日は何もしない。」
そう言って、私の頭を撫でた。
「でも…そのうち僕のものになってもらうよ。」
「ならないよ。そっちの貴方には私は惹かれない。」
私は強気で答えた。
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp