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この灯火が消えるまで。【黒子のバスケ】

第5章 初めての合宿


ホテルに着き、私は顧問からカードキーをもらう。
「さつきといっしょだよね…」
ルームメイトはまだ知らされていなかったため、凄く不安になっている。
「遥!」
さつきが飛びついてくる。
「部屋一緒だよね?」
私はさつきに恐る恐る聞いてみる。
「それがね?遥は1人なの!意味わかんないよね⁈」
バスケ部のマネージャーは私含めて5人だ。ならば2人と3人に分けられるはず、なんだけど…
「まあ、いっか…」
「だめでしょ?ありえない!」
「私、1人でも全然平気だよ?それに勉強だってしたいからさ〜」
私は作り笑顔を見せた。
「そうなの?でも、必ず遊びにいくからね?」
さつきがもう一度私を抱き締める。
「じゃあ、また後で…」
私は自分の荷物を持って、カードキーに書かれた番号の部屋に向かうためにエレベーターに乗る。
私は1人溜息をもらした。
でも、また辛い思いをしないで済むのならこれはこれでいいのかもしれないな…
エレベーターが止まり、ドアが開く。
部屋の番号は608号室。
私は608号室を見つけてカードキーを差し込む。
「わぁ、綺麗…」
ドアを開けると海が目に入った。部屋も広いし…
ってまさか、スイートルームなんじゃ…
「気に入ってもらえたようだね」
征君がいつの間にか後ろにいた。
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