第10章 笑撃の真実
バタン!!
「リーダァァァ――ッ!!!!」
思いっきりドア開けた
ら
真正面にリーダーらしき人が突っ立ってた。
…“ドッキリ大成功!!”って紙持って。
大「…遅いッ」
相「…へ?」
え?
なに?
~~~よくわかんないけど、花ちゃん!花ちゃんは無事っ!?花ちゃ―――
…いた。
端っこの、壁側の椅子に座って、ポカーンとしてる。で、俺の背後で三人が笑いを噛み殺してる…。
え?
ええ??
相「な、に?コレ、え?どういう―――…」
二「うん。取りあえずコレ、読んでみようか」
相「…」
リーダーの持ってるスケッチブックを、四人が指差してる。
“ドッキリ大成功!!”
…ドッキリ?
今の?
まさかこれ、全部…?
相「…」
四人の顔見たら、ウンウン頷いてる。スゲーいい笑顔で…。
…ドッキリ
全部、嘘…
「何だよ―――――――ッ!!!!!!!!」
その後の収録、俺だけボロボロだったから。
でもこれ、しょうがないからね?メンタルやられてたんだから。ホントにね、今日ばっかりはVS相葉だったよ!敵チームに入って嵐をボッコボコにしてやりたかったわっ!!!