• テキストサイズ

【A】Let’s DUNK!(気象系)

第3章 理由はカンタン




「…フフ。でも、なんか変な感じ」
「え?」
「相葉くんが、私の服着て、髪の毛同じ匂いがしてるなんて」
「ねー。なんでシャンプーまでしちゃったんだろうねぇ?」
「あはははっ」
「何かこういうのってさ、アレだよね。ちょっと…カレカノみたいじゃない?(笑)」
「エッ」
「…」



そんな

『なにバカ言ってんの!?』みたいな顔しなくても…。




えっと。


「…」
「…」



どーすんの、この空気っ?

ダレかっ、何とかして―――ッ!




って、俺しかいねぇし。

えっと、何か違う話題、話題…


「あ。そーだ!ね、このシャンプーさ、スゲーいいニオイするよねっ」
「…え。あ、そう、ですか?」
「うん。髪の毛サラッサラになるし」
「…こだわってますから」
「あ~…さっすがぁ。プロですもんね?」
「ふふっ。…あ、そうだ髪っ!乾かしますよ!風邪引いちゃうしっ」
「あ、うん。じゃ、よろしく…プロ(笑)」
「まっかせなさい!!」

ん~…

可愛いぜチキショウ!(笑)。

変なガッツポーズも、わざとリキんだ顔も、力の抜けた笑顔も

俺、全部好き。


うん。

チョー好きって思う。


そうだよ。やっぱそうなんだよ。

なぁんだ

簡単じゃん。



俺、花ちゃんに恋してんだ♪


/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp