• テキストサイズ

【ツキウタ。】魔王様と○○

第21章 魔王様とデート


ライブが終わり、今日は大学もお休みだった。

陽くん、夜くん、郁くんは学校があるから…と、地元に帰っていた。

プロセラ階は一気にシーンとしてしまっていた。

一通りの掃除を終え、共有ルームに行くと

『今日は○○ランドに来ていまーす!』

「いいな~…○○ランド」

「行きたいな…」

大きなテレビの前でそう話しているのは駆くんと恋くんだった。

テレビの中ではネズミや犬やアヒルをモチーフとしたキャラクターがパレードをしていたり、沢山のグッズなどが紹介されていた。

そういえば私……

「○○ランドってどこにあるんですか?」

「「えっ!?」」

ふとした疑問を2人に聞くと、声を合わせて私を見た。

「小春さん、行ったこと無いんですか!?」

「ええ…」

「○○ランドに?」

「ええ…」

「「ええ~!!」」

2人の大きな声に思わず耳を押さえた。

「嘘ですよね!?小春さん」

「嘘って言って下さい!小春さんっ!」

「嘘……じゃ…ない…です」

駆け寄る2人に私は段々小さくなっていく……


/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp