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【ツキウタ。】魔王様と○○
第4章 魔王様とキス
魔王様のキスはいつも突然。
「小春」
名前を呼ばれたと思えば…
ちゅっ━━。
「ごちそうさま」
「し……隼くん!」
一瞬の出来事なのに身体が熱くなる。
「どうしたの?」
「なんでもありません」
私は恥ずかしくなって急ぎ足で隼くんから離れた。
隼くんの部屋から出ると向かいから来たのは海さん。
「小春、隼は部屋か?」
「知りません」
「は?でも今、隼の部屋から…」
「知りません!」
ポカンとする海さんの隣を通り、私は共有ルームに向かった。
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