• テキストサイズ

【ツキウタ。】魔王様と○○

第19章 魔王様とリーダー


「おはようございます。小春さん」

「おはようございます」

「おはようございます。夜くん、葵くん」

朝食の支度をしようとすると、キッチンに夜くんと葵くんがやってきた。

「今日、葵とオフが重なってるんです」

「だから2人で朝食作ろうってなって…」

「私、お二人のご飯好きですよ。とっても美味しいし…」

「小春さん程ではないですよ」

「今日は夜と作るんで、小春さんは休んでて下さい」

「じゃあ……お言葉に甘えて…お願いします」

私は2人に任せて、先に玄関の掃除を始めた。

玄関、廊下…と、掃除しているとあっという間に時間は過ぎていった。

「小春~おはよう」

「おはようございます。陽くん」

「朝飯食べ行こうぜ」

「でも…」

「たまには良いだろ?」

陽くんに連れられ、共有ルームに向かうとお味噌汁の香りがした。

「小春はここな…」

「あ…あの…」

「和食と洋食…どっちにする?」

「和食で…」

「夜~、小春ちゃん和食な~」

陽くんに流され頼んでしまった。

「小春さん、どうぞ」

「ありがとうございます」

目の前にはご飯、味噌汁、焼き魚を始め卵焼きやお浸しなどの小鉢など種類豊富だった。

「いただきます」


/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp