• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第7章 過去




「んじゃ、食べようか。」


そう言って微笑む彼の腕には皿の他にボトルもあった。


『……ジュース?』


縢くんは私の視線を辿り、自らが持っているボトルを見つめる。


「ああ、これね。」


そして、苦笑して更に続けた。


「これは〜。ジュースなんかじゃなくて…酒!!」

『……酒…って…あの、アルコールのお酒のこと……?』

「そうそう。それ以外何があんのさ〜。今や中毒性があって怖いからって、飲む度胸のない奴ばっかりで飲む人少ないんだろうけど…悠ちゃん……試してみる…?」


縢くんが、まるで悪戯を仕掛ける子供のように、楽しそうに目を輝かせて笑った。


/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp