• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第6章 白い人



『……あ。』


私の身長よりもだいぶ高い位置……
腕1本分位だろうか……。

そこに目当ての本を見つけた……。

私は喜びに胸を躍らせ、自身の身長では足りないので私は台を持ってきてそれに乗る。


『うっわ……ゆ、揺れる……。』


使われていないのだろう。
その台は、乗るとぐらぐらと揺れた……。


『くっ…ぅ……。あと…もう少…し……。』


倒れないように気をつけながらも、腕を伸ばし背伸びする……。


『んん……!!』


ぐらり。

はっとした時には、時すでに遅し。
私はバランスを崩し、腰辺りから倒れていく……。

私はどうすることも出来ず、痛みに備えぐっと瞼を閉じた。

/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp