• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第5章 気づいた気持ち



お昼頃になって秀と零が合流した。


「よぉ。皆、久しぶりだな。」


にっと笑って秀が言う。
それに続けて零も


「うん。そうだね。久しぶり。」


と微笑んだ。


『うん。久しぶり。』

「なつかしーね!!」

「元気だった?」


私に続き、澪と凜が言う。
懐かしさを感じて私はふっと微笑んだ。


「あ、そういえば…お昼何処にする?」


思い出したように澪が言う。


「んー。考えてなかったな……。どうする?悠。」

『え、わ、私!?』


何も考えていなかった私は唐突に秀に訊かれ戸惑った。


「秀、悠が困ってるだろ。」


零が秀を窘める。


「へいへい。」


と、適当に返事をする秀に零がイラついた口調でこう続ける。


「君はいつも適当だな。だから悠や周囲の人間に迷惑をかけるんだ。」

「は?なんでそうなるんだよ……。」


…まずい。何故か2人が口論になっている。
何とかしなければ…。
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp