• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第5章 気づいた気持ち




だが、その後も話題は潰える事なく話は続いていく…。


「でもさ、まさか悠が監視官になるとは思わなかったよ。」

『んー。…そう?』

「そうそう。頭良いのは知ってたんだけどさ。まさか、監視官とはねぇ……。」

「きついって話だしね…。」


と、凜も澪に続き同意の声をあげる。
そして更に澪は続ける。


「メンタルケアも大変らしいし…?」


すると更に凜が続く。


「悠くらいの頭脳あったら、もっと良い職あったでしょ〜…。」

「「もったいなーい。」」


2人は声を揃えて言う。
私は…全ての官公庁に適性が出た。
しかもそれはトップレベルだったという……。
それに、そんな成績を残せたのは私1人だったらしい。

正直、自分でも何がすごいのかいまいちよくわからなかった……。

でも、私にしか出来ないことがそこにある。
人の役に立ちたい。
それが苦労する道であったとしても、そうでなかったのしても、結局私はそういう仕事を選んだのだろう。

自己満足だと言われるかもしれない……。
それでも良かった。

どう思われてもいい。
少しでも、人の役に立ちたかった……。

/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp