• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第2章 パラライザー


Side of 狡噛



「っ!?コウちゃん…。今の…!!」

「ああ。如月監視官の悲鳴だ……。」

「……どうすんの?」

「どうするも何も……。縢、ここから別行動だ。俺は監視官の元へ向かう。お前はこのまま犯人を追え。」

「了~解‼」




俺は縢と別れた後、監視官との通信を試みた、やはり応答はない。

……。

…俺は、左手首に手を伸ばした。




「唐之杜、如月監視官の位置情報を送ってくれ。」

「あーら。慎也君。良いけど…どうしたの?」

少しの電子音と共に、監視官の位置情報とここからの道筋が送られてきた。

「監視官と別行動を取っていたんだが、監視官と連絡が取れなくなった。」

「あーら。それは大変ね。Good luck. 慎也君。」

「ああ。」


俺のその言葉を最後に通信は切れた。
俺は位置情報の指し示す所へ急いだ…。


/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp