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PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第12章 死




『っ……‼』


私と狡噛さんが…

私達がいた場所は槙島聖護がいたあの崖より少し高い位置にある場所だった。

私は手や腕、剥き出しの皮膚が枝で傷つくのも構わずに、全身の出しうる全ての力を出し切って、坂を、樹海を駆け抜ける……。


あの時、槙島聖護は……
彼はあの場所から、遠くを見つめていた……。

……もし、飛び降りて死ぬ気だったら……?
私がそっちに着いた時、既に落ちていたとしたら……?


…………お願い。

まだ、死なないで……‼

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