• テキストサイズ

PSYCHO-PASS ー真っ直ぐな瞳ー

第11章 逃走




それから数日後……


『ま、槙島聖護が…逃走……!?』


復帰した私を待っていたのは、ヘルメット事件の後処理と驚くべき内容だった。
その後処理の最中、そのことを宜野座さんから教えてもらったのだった……。


「…ああ、どうやらそのようだ……。
 聞いた話だが、護送中に逃走したらしい。……やはり、そう簡単にはいかないか……。
 復帰早々、仕事を増やしてすまないな。如月。」

『い、いえ……。
 でも、まさか…逃げられるなんて……。』


宜野座さんに聞こえないように、声を抑えて呟いた。

…私は、槙島聖護にこれ以上罪を犯して欲しくなかった……。
罪を、重ねて欲しくなかった……。

なのに…。
どうしてなの…?槙島聖護……。


/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp