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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第14章 Alteregoism by みきちん


また目の前が真っ暗になる。

そして予想通り光の階段が伸びていく。


今度はどの場面なんだろう……

ワクワクが止まらない。


見たいという気持ちが、
俺の足を急かしていく。


そして目の前のドアを開けると、
地元の駅が現れる。



俺が一番見たかった場面。



待ち合わせの10分前に到着した俺は
ソワソワしている。


ホント、緊張してたもんな……


すると雅紀が走ってきた。

5人で遊びに行ったことはあるけど、
雅紀と2人は初めてで……

前日に必死でプランを考えた。

「おはよう、雅紀」

「おはよう、潤。今日はどこに行くの?」

「遊園地」

「マジっ?楽しみだー!
じゃあ、エスコートよろしく」

俺たちは電車に乗って、遊園地へ向かった。


ジェットコースターやお化け屋敷、
たくさんのスリルを体験。


吊り橋効果を期待していた。


ドキドキ……してるだろ?

俺もドキドキしてるから……


最後に乗った観覧車。


俺の向かいに座る雅紀をジッと見つめた。


「好きなんだ……お前のことが」


俺の言葉に雅紀は、複雑な表情を見せた。

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