Welcome to our party 2 【気象系BL】
第86章 128√e980 by きぃな
「センセーっ、見て見てっ」
俺は補習後に受けたテストを持って、理科準備室に押し入る
「おおっ、カズっ、どうだった?」
俺は自慢気に答案用紙をヒラヒラと振ってみせた
「ふふっ、ちょっと本気出しすぎちゃった」
『禁欲・禁センセー』を守って、真面目に補習を受けた結果、俺は全部の科目で高得点を叩き出す
「おっ、すごいな、やれば出来るじゃないか」
センセーも嬉しそうにニコニコしながら答案用紙を眺める
「じゃあカズ、俺からの問題」
センセーから渡された1枚のプリント
そこに書いてあったひとつだけの問題
問1. 128√e980
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ひゃ…くにじゅうはち…ルートeきゅうひゃくはち…じゅう?」
「これが解けたら、合格。ご褒美やるよ」