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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第85章 codename.Z by のさまじょ


「今日は…キスだけ…」
「…我慢できるの…?智…」
「和也…ん…」

智の柔らかい唇は、とても我慢なんてできそうになくて。
ゆっくりと俺の唇を飲み込んでいった。



大野が出ていくと、すぐに松本が部屋に入ってきた。

「…あ、ごめん。もしかして待ってた?」

松本は部屋の電気を付けると、無表情で勉強机に向かった。

「…いい加減にしろよ」
「悪かったって…」

机のライトを点けると、参考書を広げて勉強し始めた。

真面目だねぇ…

「窓開けろよ」
「え?」
「くせーんだよ、部屋」
「あ…悪い…」

渋々ベッドから出ると、窓を開けた。
夜の寒い空気が部屋に流れ込んでくる。

「さっみ…」

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