Welcome to our party 2 【気象系BL】
第68章 さとし by きぃな
【雅紀side】
突然現れた『さとし』と名乗る男
不思議な雰囲気をまとって、どこか憎めない顔、人を惹き付ける瞳に吸い込まれそうで
「ホントに、さと…し?」
「うん」
その瞳に嘘は見えなくて
「雅紀、おれ…なにしたらいい、なにしたら雅紀、喜んでくれる?」
近寄ってきたさとしの真ん中は、立派にカタチを変えていて
「てか、さとし…それ…俺が触ったから…」
思わず指を差す
「え、雅紀も一緒だよ?」
そう言われてふと下を見れば、布を押し上げる俺のもの
「…じゃあさ、俺のこれ…慰めてくれる?彼女と別れて、寂しくて…」
言ってすぐに『俺は何を言ってんだ』なんて思ったけど…
「それって、雅紀が喜んでくれること?」
俺が思わず頷くと、さとしがキラキラと瞳を輝かせて、迷うことなく俺のものを口にする
あろうことか、その先まで要求してしまい、俺はさとしと身体を重ねた
それから毎日、幾度も身体を重ね、さとしは俺の大切な相手になっていた
さとしに残された時間が長くないってことも忘れて…