Welcome to our party 2 【気象系BL】
第68章 さとし by きぃな
「っ、あ…っ、雅紀っ、おれ…っ」
寝ぼけたままの雅紀の手がおれの真ん中に触れた
「……っ、だ、誰っ」
やっと意識がハッキリした雅紀が、驚いて起き上がる
「っ、だから、さっきから言ってんじゃない、さとしだって…っ」
雅紀がおれの顔と、おれが寝ていた場所を交互に見やる
「えっ、さ、さと…し?」
「うん…なんか人間になったミタイ…おれ、色々してくれた雅紀に、恩返しがしたいと思ってて…」
どうやらカミサマは、おれの最後のお願いを聞いてくれたらしい