Welcome to our party 2 【気象系BL】
第66章 三位一体 by みきちん
目を開けると、二宮さんが俺を覗き込んでいた。
「どう……したの?」
止めどなく流れる涙を手を伸ばして拭った。
「ダメだってわかってても……好きなんです。大野さんの事も……そして大野さんを想い続ける相葉さんも……」
俺は起き上がって二宮くんの身体を片手で包み、もう片方の手を二宮くんの胸に当てた。
俺と雅紀を想ってくれる二宮くんが……
そしてここにいる雅紀が……
「「俺も……好き」」
俺と雅紀の声が重なった。
END