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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第66章 三位一体 by みきちん


家に帰ると、取りあえずソファーに二宮くんを寝かせる。

雅紀も酔っぱらうと、ここに寝てた。

暫くすると『智、水ぅ~』なんて甘えた声が聞こえるんだよね。


そんな事を思い出した俺の身体は勝手に水の用意をしていた。

「飲まない……か」

「ぅ…ん」

「あっ、二宮くん起き……」

声が聞こえ振り返った瞬間、持っていたグラスが手から滑り落ちた。


立っているのは二宮くんだけど……


俺の目には別の人が重なって見えた。


「まさ……き?」

「智……久しぶり」

二宮くんの声が雅紀の声へと変わった。

「雅紀っ!」

俺は駆け寄って抱きついた。

二宮くんに抱きついたのに雅紀の大きな胸と長い手に包まれている感覚。

「会いたかった……ずっと会いたかった!」

「俺は……ずっとそばにいたよ?」

「えっ?」

俺から身体を離し、背広を脱いでシャツのボタンを外しタンクトップを捲り上げると、雅紀とは違った白い肌。


そして胸には大きな手術の痕。

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