• テキストサイズ

Welcome to our party 2 【気象系BL】

第58章 貴族探偵はつらいよ by みきちん


元々俺たちは学生の頃からの幼馴染。


ずっと一緒に過ごしてきたから、
社会人になって皆と
バラバラになるのが嫌だった。


特に翔とは離れたくなかった……


でも翔は頭がいいから、
同じ就職先には絶対に行けない。

どうしたらいいかわからなくて、
俺はみんなに気持ちを打ち明けた。

反応が怖かったけど
『俺も……』ってみんなが言ってくれた。

そして俺たちは小さな会社を立ち上げ、
便利屋家業を始めた。


そこで舞い込んだ仕事が、
仮装合コンパーティーの人数合わせ。


その時に俺は『貴族』

翔は『執事』

和は『メイド』

女性の人数合わせもあったからね。


そのパーティで殺人事件があって……


実は仕事前に読んだ
アニメの殺人トリックと瓜二つだった。


言いたくなるじゃん。


で、漫画受け売りの推理を披露し解決。


だだ厄介だったのはそこに
メディア関係者が参加していた事。

『貴族探偵現る』と
ニュースで騒ぎ立てられた。


依頼主もサクラを
入れていたなんて言えるはずもなく……


金銭的なバックアップを受けながら
俺たちは『貴族探偵』を演じている。

/ 722ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp