Welcome to our party 2 【気象系BL】
第54章 仰せのままに♡ by Namako
「ク、クククッ…」
え、翔ちゃん…?
「御前様ともあろうお方が、よもやタオルで拭いただけでこんな事になっているとは…」
翔ちゃんが俺の“御子息様”を指の先で撫でる。
「あ、ちょっと…」
「何ですその情けない声は…。御前様には貴族らしさの欠片も感じられませんが?」
分かってる…。
分かってるんどけど、“貴族らしく“と思えば思う程、台詞も出てこなくて…
「仕方がございませんね…。ここは私が…」
翔ちゃんが俺の“御子息様”を握り、そのまま口の中へ…
角度を変えては、ピチャピチャと音を鳴らして翔ちゃんが“御子息様”を舐める。
「如何れふか? 気持ち良うございまふか?」
トロンとした目で見上げられ、俺の中の“御前様スイッチ”がonに切り替わった。
「影山、そのような技、どこで覚えたんだい? まさか、私以外の輩と…?」
御前様モードに切り替わった俺を、驚いた顔で見上げる翔ちゃんのネクタイを緩め、キッチリ着込んだスーツを乱暴に脱がした。
「いいか? 執事たるもの、主の命令は絶対。分かってるよな?」
お、何となく貴族らしくなってきたぞ、俺♪
「お仕置きだよ? そこに四つん這いになりなさい」
「御前様の仰せのままに…」
翔ちゃんが床に両手両膝を着いた。