Welcome to our party 2 【気象系BL】
第54章 仰せのままに♡ by Namako
何がどうなってこうなったのか…
俺は影山な翔ちゃんの腰を掴んで、無心で腰を振っている。
「あぁっ…、御前…、この影山、不覚にも、もう…」
汗をポタポタと床に落とし、影山な翔ちゃんが音を上げる。
「実は私もそろそろ…、一緒にイクぞ、影山…」
「は…ぃ、御前の仰せの…まま…にぃ…っ…」
俺達は同時に熱を吐き出すと、床にバタンと倒れ込んだ。
「翔ちゃん、ありがとう。俺、何とか出来そうだよ」
隣で肩で呼吸をする翔ちゃんを見た。
「そ、そうか…。それは良かった…」
後日…
奇跡的にNGゼロで撮影を終えた俺達の元へ、監督が手を叩きながら駆け寄ってきた。
「いい画が撮れたよ。流石、仲が良いだけある。いや〜、素晴らしかったよ、2人共!」
『ありがとうございます!』
俺達は揃って監督に向かって頭を下げた。
「ねぇねぇ、翔ちゃん? あのさ、また練習、付き合ってくれる?」
「ククッ…、俺で良ければいつでも?」
「じゃあ、今夜あたりはどう?」
「勿論…
御前の仰せのままに♡」
おわり♡