Welcome to our party 2 【気象系BL】
第54章 仰せのままに♡ by Namako
「つっめてぇ〜」
宙を舞ったカップは運良くか、悪くか…俺の膝の上に落下。
当然だけど、俺の足はビショビショで…
「こ、これは私としたことが何たる失態…」
翔ちゃん…基、影山が跪き、手にしたタオルで俺の足を拭いた。
「い、いや、あの…翔ちゃ…、そんな事しなくていいから…ってか、それ雑巾…」
「お言葉ですが、御前様? この状況で雑巾もクソも関係ございません。さ、早くお召し物をお脱ぎ下さいませ」
は…、へ…?
そんな台詞あったっけ?
「い、いや、大丈夫だから…」
「何を仰いますか。御前様がお風邪を召されては、この影山、一生後悔致します。何なら私が手伝って差し上げますので…」
影山な翔ちゃんがニヤリと笑う。
そしてバスローブの紐の先を両手で掴むと、一気に引っ張って…
俺の着ていたバスローブが、肩からスルリと落ちた。
「おやおや御前様、こんなに濡れてしまって…」
パンイチになった俺の足を、影山な翔ちゃんがタオル…いや、雑巾で丁寧に拭いて行く。
「おや?」
影山な翔ちゃんの手が不意に止まる。
「ど、どうした、影…山…」
「こんな所にも染みが…」
「い、いいから、ココはいいから…」
隠そうとした手が払われ、影山な翔ちゃんの手が俺のパンツをずり下ろした。