Welcome to our party 2 【気象系BL】
第46章 number00-SS- by のさまじょ
しょうがないから俺の服を貸してやった。
寒いとかないらしいから、ちょっと大きめのサマーニットと裾をカットしていないホワイトジーンズを渡した。
それが、よく似合う…
「スタイル、いいんだね…」
「そりゃ、女性に買っていただかなきゃならないから…」
「だよね」
きゅっと上がった小さなお尻に長い足。
身体の筋肉は程よく付いて、彫刻みたいな陰影が付いていた。
「…なで肩…?」
「しっ…」
その後二宮は充電台を設置して、いろいろと操作の説明をした。
「最初は大変だと思いますが、一度教えればきちんと覚えますから…一週間もすれば、だいぶ快適に生活できると思いますよ?」
「ふーん…」
それから、モニターのレポートを送る時の話など細々した話をして、二宮は帰っていった。
「はぁ…」
玄関でため息を付いて振り返ると、ショウが真後ろに立っていた。
「わあっ…」
「マスター?」
「な、なんだよ…」
「一緒にお風呂、入る?」
ショウは…
家事用のアンドロイドとして開発されたがそれは表向きで…
実は女性の性処理を行うのがメインとして開発されたらしい。
「おっ…俺は男だ!覚えとけっ!」