Welcome to our party 2 【気象系BL】
第46章 number00-SS- by のさまじょ
二宮がリモコンのようなものを持って、操作するとショウの身体に電気が走ったように震えた。
「さあ、これで電源がオンになりました。予め、大野さんのデータは打ち込んでありますので、もう話しかけて大丈夫ですよ」
「う、うん…」
ショウの目がゆっくりと開いた。
パチパチと何度か瞬きすると、首を巡らせて俺を見た。
「マスター」
「えっ?」
「おはようございます。マスター」
「ま、マスター?」
「ご主人様ってことですよ。なんか言ってやってくださいよ」
「あ…へ…?」
まじまじとショウを見ると、ニッコリと微笑んだ。
「マスター。ご用事はないですか?」
「あ、ああ…」
ムクリとショウは起き上がった。
ゆっくりと身体を折り曲げると、立ち上がった。
「げっ…か、隠せよ!」
「は?」
「ああ…ショウ、マスターに股間を見せないようにしなさい」
「かしこまりました」
ショウはおもむろにかがむと、エアーパッキンを引き寄せ腰に巻いた。
「これでよろしいでしょうか?」
まて…
「あの。ショウの服は…?」
「ああ…それはお好みのをどうぞ」