Welcome to our party 2 【気象系BL】
第24章 すきだよ by のさまじょ
ぐきぐきと首を鳴らしてるから、思わず肩に触れた。
「ん?何?」
「…マッサージしてやんよ」
「ええ?いいよ。おまえも疲れてんだろ?」
「いいから…」
床に座ってる相葉さんの後ろに身体をずらすと、両肩に手をおいた。
いいって言ってるけど、構わず肩を揉み出した。
「あ~…効くわ…」
「おっさんか」
「いや、おーちゃんだ」
べしっと後ろから叩いておいた。
暫く揉んでいると、肩があったかくなってきた。
「相葉さん風呂入ったの?」
「んー?まだ」
「じゃあ、風呂から上がったらマッサージするよ」
「え?」
「先に入ってきなよ」
「いいよ。お前先に…」
「いいから。俺、まだ飲みたいし」
「あ、じゃあ一緒に入るか」
「ばっ…なんで一緒に入らないといけないのよっ」
「そんな怒んなよ…冗談だろ?」
「もーっ!いいから入ってきなさいよおっ」
「へいへい」
相葉さんは立ち上がると俺の頭をくしゃっと撫でてくれた。
「ありがとな、ニノ」
くしゃっと笑うと、リビングを出ていった。
「反則…」
もう…急にそんなことするんじゃないよ…
心臓、バクバク