Welcome to our party 2 【気象系BL】
第17章 永久に酔いしれし薔薇の香りに by Namako
舌が青年の首筋を辿り、背中から回した手が胸の小さな実を摘まむ。
「あっ…はぁっ…」
それだけで青年のしなやかな背中は仰け反り、薄く開いた唇の隙間からは吐息が零れる。
「ふふ、今からそれでは後がもたないよ?」
青年の反応を楽しむように、彼の片手が胸から下へと移動する。
既に硬くなり始めた茎をその手に握り込むと、青年の身体が跳ね上がった。
「あぁっ…!」
湯面が大きく揺らぎ、反動で湯と共に花冠がバスタブから溢れ出すが、それには構わず青年の茎を握る手がゆるゆると動き出す。
彼の手の中で青年の茎はますます大きさを増し、その尖端からは綺麗な蜜を溢れさせた。
「君は本当に可愛いね。手折ってしまいたくなるよ…」
茎を握った手に力が籠められる。
「ひっ…あぁぁぁっ…!」
途端に花冠を浮かべた湯が乳白色に染まる。
脱力する青年の身体を、背中から回した手で支え、彼は項垂れた青年の首筋に口づけた。
「まだまだだよ?」
言いながら彼の手が青年の後孔に触れた。
「ここがどんな花を咲かせるのか、見せて貰おうか?」
彼の後孔に触れた指が蕾の回りをクルリと撫でた。