第3章 残されたもの
バタン
政「おはよう。宇井特等。にそちらは星野上等か。ハハッ。相変わらず目つきがお母様に似ていらっしゃって。」
(うっわ。朝から最悪。頭の中がお祭り野郎め。)
郡「おはようございます。」
(嫌なヤツが来た…ってちさきの母親?)
「母親のことはどうでもいいでしょう。用件はなんですか?」
政「そういえば星野上等の昇進の話g「私は凖特等になるつもりはないです。何回も申し上げている筈ですが。別件ですよね?早く本題に入ってくださいませんか。」
政「母親の万年準特等のしがらみか?」
「黙って…ください!」
「準特等のままお亡くなりになったもんなぁ?」
「だからッ…!!!」
郡「茶番はいいのでとっとと話を済ませてください。和修政特等。」(ハイエナ野郎め。はやくしろ。)
政「ああ。そのことだが…」
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「ホント頭にくるっ!なんなんだよ!!!」
郡「気持ちはわかるけど仕事しなさい。」
「はあ…」
郡(ちさきは…星野ちさきは古屋準特等の娘なのか…?)
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捜査官殉職者リスト
No.1142
古屋あみ 準特等
数々の戦いでも生き延びてきた強い女性。金持ちの男と結婚したが、うまく行かず離婚。仕事を一時期離れていたり、和修政と仲が悪かったり、様々な不祥事をやらかしたりしたため、実力は高かったものの準特等のまま殉職した。一時期ドイツに和修政とともにドイツに行っていて、因縁の仲であった。レートs〜のジャックというグールに殺された。
郡(ジャックって聞いた気が…)