第2章 序章
朝の5時。
「起きてください!5時ですよ!」
郡「…んんっ…」
(色っぽい…寝顔も美しい…)
「だから起きてくださいって!」
郡「?ああ、おはようございます…って!私なんでここにいるの!?」
「私がベッドまで運んできました。私、4時に目が覚めたんですけど、郡先輩がサボテンの前で伸びていたので、床だと体が痛くなるかなと思ったんです。」
郡「…迷惑をかけてしまったようですね。これは。」
郡(そっか…サボテンの花を撮ろうとして、それで。)
「いえいえ〜…私の酒癖が悪かったんです…いつもはあんなにならないのに。でもお酒の量も変わらないし。なんでだろう。」
郡(なんか女性のベッドで寝たってこれまずいかもしれませんね…)
「先輩、シャワー浴びてきますか?私もうシャワー済ませたので。」
郡「じゃあお言葉に甘えてそうしようかな。」
「タオル出しとくんで自由に使ってください。あ、あと朝ごはんは焼きおにぎりでいいなら作りますけど。」
郡「なんで焼きおにぎり…まあありがたいけど。」
「じゃあ作っときますので。シャワーどうぞ。」
郡(余計なもの以外一切出ていないな…とても綺麗な家だ。)
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「はい!私の一番得意な料理の焼きおにぎり!です!」
郡「ありがとう。いただきます。」
(フフッ)
郡(これはっ…!!)
郡「すごく、すごく美味しいです!」
「これ以外作れません」
郡「へ?」
「いやだからこれ以外作れないんですっ!何度も言わせないでください!恥ずかしい…」
郡「だから痩せてるんじゃないの?ちゃんと食べなさい。上官命令です。」
「無理ィ…」
郡「はあ…」
「あ、でもたまにハイセくんから料理を振舞ってもらってるんで!」
郡「…そう」
「…」
(私爆弾発言かましたんじゃ???)
「えとー。あのー。全部外食にすれb((((
郡「だから体に悪いって!!!」
「」
今日も仲良く出勤です。