第4章 折原臨也✕ダクライフィリア【泣哭性愛】
「‥触って‥‥ツ」
「どこを?」
とうとう自分の欲求を言ってしまった。
涙のせいで潤んだ瞳で訴えるも、彼は白々しく、全てを言わそうとする。
「‥‥こ、こ‥‥」
一度『タカ』が外れて欲求をさらけ出すと、後のことはどうでもよく感じる。
恥じらいも忘れて彼の手を掴みながら、私は自分の胸へ手を移行させた。
「‥いいよ」
「ん、ふぁ‥ツ」
私が素直になった事に納得したのか、臨也さんは快く了承し二つの膨らみに手をかけた。
時にはやわやわと優しく触れられたり、時には強く揉みしだかれたり。その強弱の度に声が出る。
「ココ、固くなってるなぁ」
「‥‥っ、ひぁッ‥ 言わ、ないで‥っ!」
胸の突起を指で弾かれ、刺激が走った。
「それは無理なお願いだね」
チュ、チュウ‥‥ちゅく、
「あぁぁあ!」
抵抗虚しく、急激に襲われた感覚。
臨也さんは胸の突起の1つに顔を伏せて強く吸い上げ、もう1つを指でこねた。
思わず大きく喘ぎ、身体が弓なりにそった。
「あの薬の効果、情報よりも凄いなー。流石あの闇医者から貰ったやつだ」
訳のわからないことをポソッと呟くも、胸への刺激はやめてくれない。それどころか、片方の胸を触っていたはずの手がスカートの方へ降りてきた。
「胸だけじゃ、淫乱なすずは満足できないでしょ?」