第3章 沖田+土方 ×トロイリズム【三者性愛】
「すず…気持ち良いんですかぃ?」
私達の行為を見ながら、静かに総悟が呟く。
その声も、土方さんの肌に激しく触れる音にかき消され
今の私には微かにと届く程度だ。
「ふ……んんっ‥ぁ‥‥っそぉ‥ご‥!」
「すず……お前は俺だけに集中しろ」
私が総悟の名前を言うと、
土方さんは私の耳元で吐息混じりの声を発する。
その声で無意識に反応し、ビクビクと身体が動いてしまう。
────今、土方さんと私は身体を重ね行為をしているが、本当にお付き合いをしているのは総悟だ。
なのに、何故、私は総悟に見られながら性行為を他の人としているのか。
最初に言い出したのは
総悟だった。