第2章 及川 徹✕サディズム【加虐性愛】
「ごめんね……っ‥ごめんね‥すずちゃん……本当にごめん‥っ…」
「う……ク‥ッ」
………今、私に抱きつき、私の為に涙を流しながら許しを乞う人物。
青葉城西のバレー部キャプテンであり、セッターの『及川 徹』
彼は、顔がイケメンな上に優しくて女の子から人気がある。
私も最初はその一人だった。
だから、彼から『好き』と言う2つの文字を聞いた時は最高に嬉しかったし、その場で死んでも良いと思った。
付き合うようになってからも、徹はとても優しかった。
いつも私の事を優先して考え、笑わせてくれる。
私達はとても充実した日々を送っていた
‥‥‥‥‥
‥‥‥かに思えた。