第8章 渦巻く感情
「うぁっ!?///」
急いで落とした携帯を拾って電話を切る
電話を切った後もしばらくはリョーマの声が頭から離れなくて
体の底から湧き上がってくる欲望が俺を支配する
リョーマが喘いでた.....
って事は誰かとヤッてるって事だ。
相手は薫くんかな...
俺が触れたくても触れられなかったリョーマの体の奥深く
リョーマの心も体も薫くんのモノ
頭では分かってるつもりなのに心が拒否するんだ
欲しい、リョーマが欲しい....
部室で触れたリョーマの肌の感触が思い出される
吸い付くような柔らかいリョーマの体
あのままリョーマと最後までしてたら
俺は今どんな顔してたんだろう
どっちにしろ
二度とリョーマには会えない......