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蛇は王子に盲目ちゅぅ

第5章 事件は突然おこるもの





鴻汰の手がシャツの中に入ってきて
撫でるように俺の胸の飾りを弄りだす



「んぅっ......」

いつもと違う鴻汰が怖くて声も出ないはずなのに
体は素直に感じててすげぇ恥ずかしい


「リョーマ...気持ちいいの?」

「っぅ...あぁぁ..」


鴻汰の熱い舌が飾りを
コロコロと転がす度に俺の腰は揺れて、
この先にすることをねだってる


違う...

俺は鴻汰とこんな事したくない...

俺に触っていいのは先輩だけ...
俺を乱していいのも先輩だけ...


俺が好きなのも先輩だけ...


鴻汰の手が俺自身にのびる


「リョーマすごい濡れてる...」

嫌だ...

やだ、やめろ、怖い

鴻汰が怖い


「リョ、リョーマ....?」

鴻汰がハッとしたように俺から飛びのく


「ごめっ...俺、リョーマに最低な事した....」

今にも泣きそうな顔で
俺の腕に縛ってあったジャージを解いていく


「泣かせるつもりなんて、なかったんだ....」


鴻汰に言われて初めて自分が泣いてるって知ったけど
鴻汰がそう言ったと同時に
俺は荷物も持たずに部室から飛び出した



とにかく
一秒でも早く先輩に会いたかったんだ.....





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