第5章 事件は突然おこるもの
首筋に冷や汗が流れる
なんで鴻汰がその事知ってんだよ
「そんな事....するわけ無いだろ」
「でも俺見たんだよ?」
鴻汰の顔が唇が触れそうなほど近づいてくる
鴻汰は見たこと無いくらい苦しそうに微笑んで
「俺.....リョーマが好きなんだ」
突然の告白
ずっと親友だと思ってた鴻汰からの言葉が
俺の頭を支配する
鴻汰が......俺を好き?
意味わかんない....
だって鴻汰は、俺の親友.....じゃないの?
ドサッ
いつの間にか俺は鴻汰に押し倒されてて
動かそうと思った腕もジャージによって縛られてた
そして鴻汰は言った
「ねぇリョーマ.......リョーマの事、壊してもいい?」