• テキストサイズ

蛇は王子に盲目ちゅぅ

第2章 初恋は甘い甘い蛇の毒♪





体の中心を一気に貫かれて
裂けるような痛みが俺を襲う


やば、息できない...

生理的にでてきた涙を先輩が舐め取っていく
優しく俺の頭を撫でながら
触れるだけのキスを何度もくれる


「大丈夫か?」

「平気...も、大丈夫」

途切れ途切れに言うと
先輩は少しだけ微笑んで


「動くぞ?」

先輩の腰がゆっくりと動き始める


「あ...はぁん..ッあ」

痛みが徐々に消えて
快感の方に意識がいく


(...気持ちいぃ)


先輩の動きにあわせて喘ぎ声が口からもれる


「あぅ!!あぁはぁぁっ、やぁ!!先ぱああ!!!」

先輩の動きが早くなる
こんなの、もぅ限界だって


感じた事のない快感に俺の頭はいっぱいいっぱいで
先輩にしがみつくのがやっとだった



「先輩!!先輩!!ひゃあぁっ!!」

「薫って呼べよ...」


一瞬、先輩が何でそんな事を言ったのかわからなかったけど
この状況で考えられるほど意識が残ってなかった俺は
先輩にしがみついたまま叫んだ


「薫ぅ!!ふやぁ、あんん!!ッぅ、薫!!!」

「好きだ」


先輩からの甘い言葉
それは限界寸前のおれをさらに追い込んで、


「お、俺もぉ!!俺も好きぃ!!あはぁ、も、無理いぃぃ!!!」

目の前が真っ白になって
体の中に熱いものを感じてから、俺は意識を手放した




/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp