• テキストサイズ

【薄桜鬼 学パロ】サクラチップス

第10章 【番外編】対煩悩戦の始まり


「さのすけ~!ごま油ってある?」

遠征が終わった翌週に、休みが取れたからどっか連れて行きたかったが、教師と生徒…目撃されたらまずいって事で、約束通り飯を作りに来てくれたわけだが。

何の警戒もなしに…いや、逆に言えば俺の気も知らねぇで、それなりにどこか期待してるのが分かる。

ミニスカートにエプロンをして、とんとんとんとまな板を鳴らす夢主(姉)の後ろ姿を見つめながら…

俺は今日もくらくらしそうな脳内と戦うしかない。



「もうこんな時間か。車行くぞ?」

そう帰ることを促せば・・・

少し寂しそうな顔をして、「は~い」とふてくされながら返事をする夢主(姉)に、「泊まって行けよ」と言える日はまだ遠い。
/ 255ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp