第5章 episode3 一緒に遊びましょ♪
「......藤ヶ谷と横尾さんは?」
弟組はとりあえずOK、あとは残りの兄組二人...
「だから、行かねぇって言ってんだろ!」
「......可愛いよ?」
「可愛い可愛くないの問題じゃないから。
行きたい人だけで行ってくればいいだろ。」
「......。」
交渉決裂だ......(汗)
でもとりあえず、ほかのメンバーと結月ちゃん会わして
少しでも納得してもらわねぇと......!
_翌日
「......ここが白桜さくら学園、結月が今住んでるとこ。」
「児童養護施設か......じゃあ、いろんな事情を持った子達がここいいるんだね......」
「......結月ちゃんは、交通事故で親をどっちとも亡くしてんだ。
たった、4歳でな......」
「「......。」」
_コンコン「結月ちゃーん!遊びに来たよー」
「うおっ......なんかチャラみつがいねぇ......」←
高嗣はいつもと違う宏光を見て少しびっくりしていた。
「おにいちゃんなの?」
「そっそっ!
今日は俺の友達も来てんだ、いっしょにあそぼうぜ!」
「......ん。」_ガチャッ
結月はしばらくの間を作ってから返事をし、ドアを開けた。
「おにいちゃん......」_ムギュゥゥ...
早速結月は宏光に抱きついた。
「よしよ~し。」
(可愛い......♡)
「っなんかキモ......」←
二階堂め......汗
「......。」
結月ちゃんはしばらく抱きついていたあと
顔を見上げて後ろにいる二階堂達に視線を送っていた。
「めちゃくちゃ可愛い~♡」
「なんかすごく癒される~♪」
宮玉コンビ、とりあえず落ちた。うしッ!
「思ってたより可愛くてびっくり......」
千賀、一体どんな子供を想像していた(苦笑)
「......顔だけで選んだのか。」
顔だけでってしっつれいだな二階堂は!
確かに将来は有望そうな顔立ちはしてっけど......
「......。」